皮膚科診療

皮膚科診療

3頭に1頭はアレルギーに悩んでいる今、
心と体に優しい「皮膚科診療」に医学面からこだわっています。

現在、ワンちゃんの3頭に1頭はアレルギー体質を持っていると言われるほど、皮膚トラブルに悩むワンちゃんが多くいます。

当院では、クッキー動物病院で行う医学的治療と、分院であるドルチェで行っているスキンケア療法という2つの方法を軸にして、最新皮膚科学を常に取り入れながら皮膚治療を行っております。
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ワンちゃんの皮膚病について
心と体に優しい「皮膚科診療」に医学面からこだわっています。

ワンちゃんの皮膚病には「細菌性」・「真菌性」・「寄生虫性」・「アレルギー性」・「内分泌性」など多くの原因が考えられ、複数の原因が複雑に絡み合うことで引き起こされています。

代表的な病気はコチラでご紹介しています。

こんな症状はありませんか?1つでも当てはまると皮膚病の疑いがあります

□ フケのような粉が毛に付いている
□ 毛が「ベタベタ」になる
□ 手足や耳が赤くなる
□ 体のあちこちを痒がる
□ フケが大量に出る
□ 耳の中が赤くはれることがよくある

皮膚病を上手にコントロールしましょう

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残念ながら皮膚病は短期間に完治する病気ではありません。根気よく上手にコントロールしながらつきあっていくことが必要です。

飼主様の中には、副作用を恐れるあまり、辛い痒みを我慢させたり、治らないと思って治療をあきらめる方もおられます。

私たち人間社会にも皮膚病で悩まされている方が多くいらっしゃいますが、根治することが難しいことは、ヒトの皮膚科の学術書にもはっきりと書かれています。

だからこそ、その時その時の症状を軽減する対症療法だけに頼らない方法を提供したいと試行錯誤しました。そして、生活環境の見直し・一般的な治療・スキンケア・食事療法・サプリメントなど、色々なアプローチによって治療していけば、皮膚病は概ねコントロール出来ます。一緒に頑張りましょう。
  

当院の皮膚治療の進め方

1.問診
どうぶつの皮膚の状態や、お悩みなどを詳しくお聞きします。皮膚治療専用の問診票をご用意しております。
2.検査
問診をもとにして、その子の応じた検査を実施していきます。検査のご希望等があれば、お気軽にご相談ください。
3.検査結果・今後の治療方針の検討
検査結果、どうぶつの皮膚の状態をもとにして、今後の治療方針を飼主様と一緒に検討していきます。お薬を使いたくない、負担の少ない方法でなど、ご要望があればお気軽にご相談ください。
4.治療の開始
今後の方針にもとづいて、治療を開始していきます。当院の治療方法種類に関しては下記をご参照ください。

当院の皮膚検査の種類と目的

検査の種類 分かること
蛍光顕微鏡検査 真菌の検出 など
セロテープ鏡検 被毛に寄生する寄生虫の検出(マダニ・シラミなど)
ノミとりくし検査 ノミの糞・虫体の検出
被毛鏡検 マラセチア・真菌・細菌の有無と種類 など
皮膚掻爬検査 寄生虫・糸状菌の検出 など
皮膚スタンプ検査 細菌・真菌の有無、細胞診 など
臨床組織病理学検査 皮膚病の原因の特定
一般血液検査及び内分泌検査 皮膚病の原因の特定
皮内反応検査と血清中特異的IgE検査 アトピー性皮膚炎の原因の特定

当院の皮膚治療の種類

内科的療法
飲み薬や、塗り薬などのお薬を基本として治療を行います。
抗アレルギー剤、ステロイド剤、抗ヒスタミン剤などの種類があり、症状や治療方針によって選択していきます。
統合医療
当院の代表的な治療方法としては、自己治癒能力を最大限に引き出すオゾン療法やプラセンタ療法などがあります。また、ホモトキシコロジーによるアレルギー治療を実践しています。
シャンプー療法
アレルギーの原因となる物質や汚れを、オゾンシャワーできれいに除去。また当院開発のオゾンマイクロナノバブル発生機や専用の薬浴シャンプーを用い、ワンちゃんの肌の症状や悩みに応じて、さまざまなアドバイスをしています。
サプリメント療法
当院開発のオリジナルサプリメントを用い、皮膚病の治療に役立てています。
食事療法
必要によりアレルギー検査などを行ったうえで、アレルギーの原因となる物質を含まない食事を選択していきます。
など

ステロイドについて

ステロイドは皮膚科治療では欠かせないお薬の1つです。特にアトピー性皮膚炎の治療では「痒み」をとめるために、最もよく使用されています。
しかし、効果が高い半面、副作用も問題になります。そのため、上手にステロイドの量をコントロールしながら治療を進めることが重要です。当院ではステロイドをなるべく使用しない治療方法もご提案しております。まずはご相談ください。

お薬を使用しない治療方法について

当院の皮膚病治療の特色の1つが、お薬を使用しない治療方法の選択肢の多さです。ホモトキシコロジー・オゾン療法・プラセンタ療法・水素水療法・シャンプー療法・サプリメント療法・食事療法など、様々な選択肢をご用意しております。詳しくは診察時にご相談ください。