猫のアトピー性皮膚症候群 病院で行う治療について🐈
猫アトピー性皮膚症候群は、長く付き合う必要がある病気です。
完全に「治す」というよりも、かゆみと皮膚の炎症をコントロールし、猫さんと飼い主さまが穏やかに生活できることを目標に治療を行います。
症状に応じて当院では以下のようなお薬を使用しています
● 炎症やかゆみが強い時(治療初期)
ステロイド(プレドニゾロンなど)の内服
● 維持治療
免疫調整薬(シクロスポリン)の内服
● 症状が比較的軽い場合
抗ヒスタミン薬の内服
● 上記で十分な効果が得られない場合
犬の分子標的薬(オクラシチニブ)※猫では適応外使用となります
● 症状が局所の場合
ステロイド外用薬
🐾 よくあるご質問 Q&A
🐱 薬は体に悪そうだから使いたくないニャン
👩⚕️ 症状が安定すれば、投与量や回数を減らすことが可能です。多くの猫さんはシクロスポリンを2日に1回程度の内服で維持しています。
どの薬も副作用の可能性があるため、必要に応じて血液検査を行いながら安全に治療を進めます。ご心配な点はいつでもご相談ください。
🐱 薬を飲むのが苦手だニャン
👩⚕️ 内服薬を使わずに症状を十分に抑えるのは難しいことが多いです。
錠剤が苦手な子には粉砕して嗜好性の高いフードに混ぜたり、カプセル製剤を使うなど、その子に合った方法をご提案します。
🐱 外用剤だけで治るかニャン?
👩⚕️ 病変が小さい場合は外用のみで改善することもあります。
ただし、広範囲に及ぶ場合や舐めてしまう場合には、内服治療を併用する方が効果的です。

治療前

治療5週間後
🐾猫さんへの投薬は本当に大変ですよね。
治療にはいくつかの選択肢がありますので、不安なことや疑問があればいつでもご相談ください。その子に合った方法を一緒に考えていきましょう。
